出産から5ヶ月過ぎ、、ようやく日々のリズムが少し掴めてきた頃に始まるのが離乳食!
1日1回食から始まり、「最初はドロドロの10倍かゆから始めます」、、と区の離乳食講座で聞いたものの、最初に思った感想は「うわーめんどくさい」でした。←すみません。
手間がかかる割に、ほんの少ししか食べないので毎回作るのも億劫でした。
現在では市販でも赤ちゃんに優しい厳選素材で作っている離乳食もたくさんありますので、少量しか食べない初期から中期にかけては、適宜そういった便利商品を利用していくのも良いと思います。こちらの記事でも紹介します。
9ヶ月〜10ヶ月ごろから始まる、3回食〜完了食あたりが個人的には一番ストレスでした。
大人と全く同じものは食べられないけど噛む練習のための食材の切り方や、味覚を育てるための味付けに工夫が必要になる時期だからです。
面倒くさがりやで料理得意でもない私が、どうやって完了食〜幼児食時期を乗り越えたのか、「挫折しない離乳食の完了食・幼児食レシピ」を紹介します。
Contents
完了食は3つの栄養素が取れていればOK
しょっぱなから全く映えない写真で申し訳ありません。苦笑。
はい、私は、instagramに投稿されるようなキラキラ離乳食は全く作れません。
上記のメニューは
- ご飯
- 卵焼き
- 蒸しさつまいも
- 茹でブロッコリー
- 切り干し大根の煮物
- 小松菜スムージー
- りんご煮
です。
大人も子供も同じだと思いますが、離乳食、完了食を作るさいはまず以下の3点を意識します。
- 主食
- タンパク質
- 野菜
プラス1日1回果物をあげてました。
タンパク質は、主にしらす、鱈、鮭、鯖缶、ツナ(食塩オイル不使用)鶏肉、豚肉、
野菜は、基本スープで、和風、トマトの2種類または手づかみ用の茹で野菜をローテーションしました。
あとはたまに大人の副菜(切り干し大根やひじきの煮物)を作る時に味を薄めにしてあげることもありました。
1歳以上は牛乳を飲めるようになるので、我が子は1日200mlくらい飲ませてました!
魚のレシピ
しらす→熱湯につけて2〜3分したら取り出してご飯と混ぜる。
白身魚→2切れに片栗粉をまぶし、ケチャップ大さじ1、中濃ソース大さじ1を水200mlに溶かす。魚に焼き目をつけたら、ソースを絡める。
鮭→塩分が少なめの鮭フレークを使う
ツナ缶→そのままか、食べにくければおかゆご飯に混ぜる
鯖缶→トマト缶と一緒に煮込む。コンソメを少したす。
肉のレシピ
材料:(1週間分)鶏肉か豚肉のひき肉160g、生姜小さじ1、玉ねぎ100g、醤油小さじ1、オイスターソース小さじ1/2
※玉ねぎを多めに入れることによって食感を柔らかくできます。
1、全てをよく混ぜて、四角い耐熱容器に敷き詰めて5分レンチン。
2、8等分に切って出来上がり
スープのレシピ
材料:(1週間分)人参、お好きなきのこ、パプリカを各1/2, 玉ねぎ1個、ピーマン小2個、キャベツ1/4強、ねぎ1/2 1〜2cmの角切りにする。幼児食になったら適宜大きめに切っていく
1、鍋に水がかぶるくらいまで入れる。
- 和風の場合→ 鰹節ひとつかみ、すりおろし生姜1かけ、中華だし小さじ1/2、醤油大さじ1
- 洋風の場合→コンソメ小さじ1、トマト缶半分
2、柔らかくなるまでにる。
3、最後に味をみて塩をたす
保育園にいくようになってからは、野菜スープが出来上がった後に、中身のみをリッチェルの50ml容器3個分に移し、朝食の野菜スムージーの中身として利用しています。
肉も魚も野菜も、ほとんど工程が少ないので、まとめて作って、
1食分に「主食、スープ、タンパク質」が必ず入るように組み合わせて提供する
という感じで対応していました。
手づかみ食べは汚れない野菜を使う
9ヶ月頃になると、自分で掴んで食べようとしたりします。
このつかみ食べが後のフォークやスプーンを使うことに繋がって行くのですが、何しろ赤ちゃんなので最初は上手に食べることはできません笑。
そんな時に汚れやすいベトっとしたものだど片付けが大変ので、我が家では
- 茹で野菜(ブロッコリー、大根、人参)
- パン
この2種類で乗りきりました!
茹で野菜は持ちやすいように細長く切って、ルクエなどのレンチンできる容器にいれて柔らかくなるまでチンするだけです。水で茹でるよりも野菜の甘みが逃げないので、我が子も食べがよかったです。
パンは、普通の食パンを細長く切ったり、上記の写真に写っている和光堂さんの野菜入りホットケーキミックスをよく利用しました。
おにぎりは手にくっつくとベトベトになって大変なことになるし、海苔を巻くと、まだうまく噛み切れないので危ないかなと思ったからです。
子供が食べない時に便利なおやつケーキ
機嫌が悪くて子供が思うように離乳食を食べてくれない時や、幼児食に移行した際のおやつとして重宝してるのが、お野菜ケーキです。色んな栄養素を手軽に取ることができます。
☆作り方 約7食分
材料:人参、お好きなきのこ1、パプリカを各1/3, 玉ねぎ1/2、ホットケーキミックス1袋、コンソメ小さじ1、粉チーズ大さじ1、牛乳(ホットケーキミックスの表示通り)、卵一個
- 野菜を全て1-2cm角にきる。
- 耐熱容器で4分ほどレンチン
- ホットケーキミックスと牛乳と卵を加えて混ぜる
- 再び4分レンチン
- 串をさして中まで火が通っていれば完成
1歳半以降はソーセージやベーコンなどをいれてあげるとより美味しくなります。
アレルギーがある場合は、米粉で代用したり、牛乳や卵なしでも作れます。
まとめて作って冷凍できますので、食べる時に30秒ほどチンすればOKです!
我が家が使用してお気に入りだった市販の離乳食
初期から中期にかけて、とてもお世話になった市販の離乳食です。
これら無しでは生きていけませんでした笑。
どれくらいすり潰せばいいのかな?や、味付けの濃さの参考にもなりますので、初めてでよくわからない人はまず市販の離乳食を買って見ることをおすすめします。
和光堂
- 味 ☆☆
- 価格 ☆☆☆☆
- 手軽さ ☆☆☆☆☆
ドラッグストアやアカチャンホンポなど、手軽にどこでも手に入れることができる和光堂の離乳食シリーズです。お出かけの時にはご飯とおかずがセットになっているランチボックスを使い、家ではレトルトパウチタイプをよく使いました。
味はレトルトって感じはしますが、手軽に購入できる種類の中では一番美味しく感じました。
災害用にも常備して置くと便利です。
もうさ…便利なものは和光堂なのよ😗
そして取り扱い数もダントツなの😫
キューピーのランチボックス?探したけど近場では見つけられず🤦
GWおでかけ用&実家でごはん用に購入😂
開封したらめっちゃチェックするけど←
お世話になります🙏 pic.twitter.com/YGSklFcX5r— にゃんぽ@♀2y (@nyampopopo) April 18, 2019
ofukuro
- 味 ☆☆☆
- 価格 ☆☆
- 手軽さ ☆☆☆☆
アカチャンホンポか、自然食系のセレクトショップで見かけるのがofukuroシリーズ
味噌味のおかゆが美味しかったのでよく利用していました。
◆離乳食day57②
🆕BF小松菜と人参のお粥 45g
豆腐 25g
麦茶 10ml
◆結果
初めて!ご飯系のBFを食べてくれた😭今まで他メーカーのものをいくつか試したけど、すぐ拒否されたのに。さっそく買い足そう。外出時に助かる🙌
今回の学び:Ofukuro最高!味千汐路さんありがとう! pic.twitter.com/y7DTJ5SNih— selena®10m (@selena98422701) November 9, 2020
the kindest
- 味 ☆☆☆☆☆
- 価格 ☆
- 手軽さ ☆☆
おしゃれなパッケージでインスタでもよく紹介されているカインデストさん。
2019年ごろまでは冷凍しか商品がなかったのですが、今では常温保存可能なパウチが出ているようです。厳選された有機野菜を使用しており、野菜本来の味が楽しめます。大人が食べても美味しかったです。
我が子は初めて野菜を食べた時こちらのパウチを利用したおかげなのか初期の野菜はすんなりクリアしました。
ただ1つ680円程度とお高いので普段遣いはなかなか厳しいです。
離乳食作りが本当に苦痛だったので、今回はBF課金するぞ〜と意気込んでいるのですが、
kindest(カインデスト)のベビーフードがよさげ。
手間を省いて、作る時間を家族と過ごす時間に充てようってコンセプトが最高。言葉を慎重に選んでる感じも最高。しかもパケ可愛い🥕 pic.twitter.com/UAs6QdskyM— 怠惰な妻 (@taidawife) February 12, 2021
生協のきらきらステップシリーズ
- 味 ☆☆☆
- 価格 ☆☆☆☆
- 手軽さ ☆☆☆☆☆
5ヶ月〜3歳ごろまで幅広く商品ラインナップがあります。2歳になった今も夕飯のメイン食材としてお世話になってます。
生協に入会しなければ買えませんが、チンするだけで食べられますし、美味しいです。
冷凍庫でスペースを取っていた
コープのきらきらステップを調理。🍅トマトコンソメと
お豆腐ハンバーグ合わせ技👏にしたら見た目👀は上出来、
味は離乳食🍼つまり、薄っすいんです😂
「大人も健康にこれくらいがいい!」
と、旦那おつまみ🍶として強引に押し通しました✌️ pic.twitter.com/Waf0BS43t8
— みそしょうゆ (@coop_monday) February 27, 2020
保育園通いの朝ごはんはどうしてる?
1歳3ヶ月から保育園に通い始めた我が子。朝は自分の出勤準備プラス子供の通園準備があるので朝ごはんに時間はかけていられません。
我が家では朝食のルーティンを決めてしまっています。悩まずに出せるので時短に繋がりました。
下記を準備してだいたい5〜7分くらいで食卓につけます。
- 主食→ご飯orパン
- タンパク質→卵or納豆orチーズ(おまけ的に追加する)
- 野菜→野菜スムージー
主食の作り方
- ご飯は、週末に4合炊いて、1食分ずつラップに包んで冷凍します。
- 食パンは、6枚切りか8枚切りを購入し、1枚ずつラップに包んで冷凍します。
食べる際は、レンジでご飯は700Wで1分10秒、パンは30秒チンして終了。
タンパク質の作り方
- 納豆は、そのまま出します。一番簡単ですね笑
- 卵は、子供分だけ、100均一で売っている「レンチンで作る目玉焼き器」で作ります。材料は卵1個と牛乳を小さじ1?→適当です。混ぜたら700Wレンジで1分10秒。
納豆は一応タレは塩分が濃いかなと思いそのままであげています。今の所問題なく食べているのでしばらくはこのままの予定です。
上記の食べが悪かった時などは、チーズをプラスします。よく食べるのは明治の生チーズボーノ「モツァレラ」です。原材料もナチュラルチーズのみなのでおすすめ。
野菜スムージーの作り方
- 冷凍した野菜スープの中身ブロックを2個と冷凍緑黄色野菜(ほうれん草or小松菜)約20gをレンチンする。1分30秒
- ミキサーにバナナ半分と牛乳をコップ1杯分入れる
- 1ときな粉小さじ1/2をミキサーにいれ混ぜる。
野菜はスムージーにするとジュースのように飲むことができますし、野菜嫌いな子にもおすすめです。残った半分のバナナは朝食を完食できた際には、デザートとしてあげることもあります。
本当は果物取りすぎかもしれないのですが、お菓子ではないので多めにみてます、、。
まとめ
離乳食から幼児食まで色々ご紹介してきました。お料理が大好き!!という方であれば離乳食作りも苦ではないと思います。
私は料理が苦手な中、でも頑張って作った時に限って子供が全く受け付けてくれずに、お皿を倒されたり、ぶぶーーと口から飛ばしたりして、悲しい思いをすることも多々ありました。
ここで紹介したレシピは、頑張らなくても「何とか栄養だけは取れるだろう」というものです。
第一子で初めての離乳食だと「これで本当にいいのだろうか」という不安もたくさんあると思います。今の所、我が子は健康診断でも栄養状態よし!と言われてます。過ぎ去って見ると、このくらい緩くてもいいんだなと思えました。
子供の食事に困っているお母さんたちにどうか届きますように。
最後までお読みいただきありがとうございました!